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waitingroom going to フランス大使館!
@ No Man's Land展

waitingroom グループ展『ある不在の痕跡』
アーティスト:加藤豊、吉田博、武居功一郎

会期:2010年2月5日(金)〜18日(木)
(※木、金、土、日のみ 10:00〜18:00)
オープニング:2月5日(金)15:00〜18:00

場所:在日フランス大使館旧庁舎 別館2F201号室
住所:〒106-8514 東京都港区南麻布4-11-44

SOMEONE'S GARDEN 共同プロジェクト内での展示となります。隣の202号室では、ULTRAにも出展した井内宏美の展示が行われます)

詳細:http://www.ambafrance-jp.org/spip.php?article3719

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『No Man's Land』展へ捧げる『ある不在の痕跡』展

『No Man's Land』展へ参加することになり、まずはその語義を調べてみた。すると“無人地帯”という言葉を見つけた。

今回、waitingroomが企画した『ある不在の痕跡』展は、過去にwaitingroomで開催した個展の作家3人によるグループ展である。夢と現実の狭間を描き、原風景が持つ郷愁と、静かな狂気が混じり合った感覚を表現する吉田 博。絵本などの“空想の原風景”に出てきそうな光景を執拗なデジタル処理でダークに、しかし美しく表現する武居功一郎。トウキョウという都市の日常風景を、非日常のフォーマットに再構築する加藤 豊。この3人の作品には、いくつかのキーワードが通底している。“風景”、“日常と非日常”、そして“不在の痕跡”。誰かがいたかもしれないが、そこに残っているのは誰かがいたかもしれない痕跡だけである。それは空気のような、何となく感じる残り香のような存在。誰が、どうやって??読めない文脈が生むざわざわとした不安と、だからこそ想像力に訴えかけるその痕跡。

このフランス大使館旧庁舎でも数多くの職員が日々働き、多くの来訪者の面倒を見てきたことだろう。この建物自体が、ひとつの大きな不在の痕跡ではないだろうか。

今回の展示は、その大きな不在の痕跡(すなわち“無人地帯”)に、いくばくかの小さな不在の痕跡を重ね合わせる作業とも言える。わずかに色づいた透明なセロファンを重ねていくと、そこに色が生まれ、観る人の感情に語りかけてくるように、重なる不在の痕跡が、観る人にとって物語の契機になっていくのではないか。

想像力に訴える世界の表現に挑戦する同3名の作品を、今回のNo Man's Land展に捧げたいと思い、ここに展示することにした。(waitingroom 芦川朋子、山内 真)

加藤豊 プロフィール>
1974年カナダ・トロント生まれ。東京在住。日本大学芸術学部ビジュアルコミュニケーション学科卒業。イラストレーターとして雑誌、書籍を中心に活躍する傍ら、都市風景を独特の視点で捉えたドローイング/ペインティング/彫刻作品を制作。主な展覧会に、2009年個展「NIGHT SHIFT」(waitingroom、東京)、2006年個展「DRAW」(NO.12 GALLERY/東京)、2007年グループ展「MICROPOP」(Gallery AAA/パリ)など。

武居功一郎 プロフィール>
1974年生まれ、東京在住。大学卒業後、グラフィックデザインの仕事を機にデジタルペインティングを始める。偏執狂的に「手の跡」が加えられたような作品は非物質であるデジタルに物質的な感覚を生じさせる。主な展覧会に、2009年6月個展「STOPPING AT/立ち止まる」(waitingroom、東京)、2009年5月グループ展「NEXT DOOR MIX」(T&G ARTS、東京)、2009年5月2人展「between points」(SOMEONE'S GARDEN、東京)、2008年3月 グループ展「WONDER SEEDS 2008」(トーキョーワンダーサイト渋谷、東京)など。

吉田博 プロフィール>
1988年京都府生まれ。石川県金沢市在住。金沢美術工芸大学油画科3年在学中。押さえられた筆致と色彩で、現実と非現実のはざまの風景を描く。主な展覧会に、2009年4月個展「WORLDS」(waitingroom、東京)、2009年3月 GEISAI#12(東京ビッグサイト、東京)、2008年11月公募展「第4回シンジュクアートインフィニティ」(旧マルイシティ新宿工事仮囲い般面、東京)など。

 

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